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サッカーのある日常…

 昨日は、北区役所に隣接した北区民センターでの新型コロナワクチン集団接種の用務を済ませた後、長居公園内のヨドコウ桜スタジアムでサッカー天皇杯の救護所勤務をしました。前者は北区医師会から、後者は大阪府サッカー協会からの依頼で、それぞれ出務したものです。写真はヨドコウ桜スタジアムで開場後まもなく撮影したものですが(試合中は救護室に缶詰めです)、夏空のもと整然と刈られた芝生が綺麗でした。

 サッカー協会の医事用務は、選手の健康維持、管理のために医学面でのサポートを行うだけでなく、府内で開催される各種大会や試合に際して、会場での選手や観客の傷病の診療にもあたります。実は私は、この1年あまり新型コロナ感染予防のために会場への出務をひかえていたのですが、自分もワクチン接種を終えて少し安心できたので、今回は出務させていただきました。


 そのワクチンですが、先日来報じられているように国からの供給が絞られた結果(政府は予想以上に接種が進んだためと説明していますが)、大阪市内の各区で実施する集団接種は今週末をもって終了します。今後は医療機関での個別接種か、インテックスやマイドーム、グランキューブでの大規模接種のみとなりますが、アクセスが限られると接種ペースが鈍ることが懸念されます。実際、インターネットでの予約がなかなか取れないという話も耳にします。


 サッカーの話に戻ると、昨日の試合は、2日から大阪府に緊急事態宣言が発出されているためか、あるいは東京五輪に注目が集まっているからなのか、観客数は3000人あまりと少なく、幸い私の出番はありませんでした。それでも、観客がいるスタジアムで黄昏の空の下、選手のプレーを見て楽しんで、ひいきのチームを応援するという(大声を出すことは禁じられていましたが)、ついこの間まで当たり前だった日常を少し取り戻せた気がしました。


 さて、当院は8月10日から16日まで夏季休診とさせていただきますが、8日の日曜日とその翌日の振替休日(今年は東京五輪対応で、8日が山の日、翌9日が振替休日です)を合わせると、8日から16日までの9連休となります。休診中は患者様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

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