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周りと支え合ってこそのキング!

 長らく日経新聞を購読していますが、楽しみにしている記事の一つにキング・カズこと、プロサッカー選手の三浦知良氏の書くコラム、「サッカー人として」があります。三浦選手は先週末のJリーグ開幕日に50才の誕生日を迎え、先発出場して大活躍、チームの勝利に貢献しました。

 写真は、昨日の日経新聞朝刊のスポーツ欄に掲載された「サッカー人として」ですが、Jリーグ開幕戦のことや監督へのエールに加えて、サッカーチームにとって、いや、ありとあらゆる組織にとって非常に大事なことが書かれていたので、一部を引用します。

-----もしサッカーが純粋に個人対個人のスポーツだったら、50歳まで選手でいることなどできないよ。自分一人で全部をできる状況などないのだから。周りの人の走力、体力、知恵と共存しなきゃ。周りに助けられ、自分もチームのためにすべてを尽くす。自分だけを抜き出して評価するのでなく、周囲との関係性においてどうかを見ていかないといけない。周りに関わり、良くしていくことで自分も良くなっていく。(中略)仲間があって自分がある。生かし生かされ、助けて助けられて。-----

 ご存知のように、医療も多職種から成り立つチームプレーです。当クリニック一つとっても、医師、看護師、理学療法士、医療事務、診療補助スタッフと多くの職種で構成されますし、加えて調剤薬局や周辺の医療機関、介護事業所などとの協力、連携も必須です。まさに三浦選手の言う通り、「仲間があって自分がある。生かし生かされ、助けて助けられて」ですね。

 ちなみに三浦選手は、Jリーグで一度も退場になったことがないそうです。フェアプレーとチームへの貢献、そのための日々の鍛錬と自己研鑽。分野は異なりますが、1歳違いの後輩として(同じ2月生まれです)、これからも三浦選手を応援し、見習っていきたいと思います。頑張れ、キング・カズ!

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