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ボヘミアンラプソディ


 昨日は診療終了後、封切られたばかりの映画「ボヘミアンラプソディ」を梅田で観てきました。有名な曲のタイトルですし、テレビやラジオでも話題にもなっていますので、みなさんご存じだと思いますが、70年代後半から80年代に大活躍した英国のバンド、クイーンのリードボーカル、フレディー・マーキュリーの生涯を描いた作品です。

 実は私、生まれて初めて観に行ったコンサートが、今はなき西宮球場でのクイーンのライブだったんです。当時、中学2年生か3年生で(坊主頭でした)、ラジオ番組か何かで幸運にもチケットが当たり、級友と一緒に観に行きました。ものすごい大音量とド派手な電飾、そして何よりもフレディーのエネルギッシュなパフォーマンスに驚き、感動したのを覚えています。

 今回の映画も、フィルムコンサートのようなものを期待して、数日前にネット予約して行きました。上映開始から少し遅れて入場したのですが、「お渡しする物があります」と係員に呼び止められて手渡されたのが、折ると蛍光色に光るスティック状の物でした。係員いわく、「“胸アツ”応援上映なので、音楽に合わせて振って盛り上がってください」とのこと。ますます期待がふくらみ、「よーし、盛り上がるぞー!」と勢い込んで入場しました。

 で、実際の映画はどうだったかというと、期待どおりライブシーンが数多くあり、タイトルのボヘミアンラプソディ等の代表曲を中心に20曲ぐらいは流れていたと思います。クイーンメンバーを演じた俳優たちの演技も演奏も素晴らしく、音源が本物のクイーンのものか、今回あらためて録音したものか分からなかったぐらいです。例のスティックもあちこちで振られ、ほぼ満席の劇場内は大いに盛り上がっていました。

 ただストーリー的には、フレディーの内面的な葛藤やバンドメンバーや友人、家族との複雑な関係など、ややこしいというか、微妙に重たい要素も多く描かれ、個人的にはいまいち楽しめなかったかなぁという感想です。このブログを読んで観に行かれる方がもしいらっしゃったら、ノリノリのフィルムコンサート的なものはあまり期待しないほうがよいかもしれません。

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