今日は成人の日です!

今日は成人の日です。朝から雲一つない青空で、まさに晴れの日にふさわしいいい天気です。昨日に続いて今朝も早くからランニングしたのですが(結果的に年末来の左足の痛みが少しぶり返しちゃいました)、晴れ着に身を包んだ新成人が記念撮影をしていたりして、大変微笑ましく感じました。
さて、今日の日経新聞には成人式にまつわる記事がいくつか載っていました。ひとつは一面の「春秋」欄で(朝日新聞でいう天声人語です)、大人になるとは自分以外の誰かを支えて、見守る役割も担うようになることと書かれていました。もちろん、20歳といえばまだ学生の人も多く、他の人を支えたり見守ったりというのには少し早いですが、そういう気構えや自覚を多少は持っているべき年齢なのかもしれません。
また別の記事で、池上彰氏の書く「大岡山通信~若者たちへ」と、有名な精神科医の大野裕氏の書く「こころの健康学」によると、二人とも成人式には出席しなかったそうです。池上氏は反骨心から行政主体の式典に出席せず(氏の周りの学生も同様だったそうです)、一方の大野氏はまだ大学浪人中で入試への不安が強く、成人式に出られるような華やかな気分ではなかったとのことです。
かくいう私はどうだったかというと、成人式には出席しませんでした。当時住んでいた自治体から式の案内は来たと思いますが、2月生まれで一浪していて、すでに大学生にはなっていたはずですが、どのタイミングで(19歳で?20歳で?)案内が来たのか記憶していません。というより、地元の中学高校に進学しなかったので、出席しても親しい人は誰もいないだろうなぁという気持ちのほうが強かったと思います。
まあ、何をもって大人になったとするかは、人それぞれ大きく異なるでしょうし、永遠に少年少女のような気持ちの方が幸せで、案外いろいろ上手くいくことだってあるのかもしれませんが、20歳という一定の区切りでもって社会との関わり方を見直すという機会はやはり貴重だと思います。もうすぐ18歳成人になるそうですが、成人式に出る出ないは別にして、区切りとしての成人の日というのはこれからも続いてほしいですね。