

Life is motion!
一昨日、昨日は連休を利用して、日本整形外科学会主催の運動器リハビリテーション研修会に出席するために東京に行ってきました。写真は、会場の京王プラザホテル玄関から撮影した東京都庁ですが、最近テレビニュースでよく目にする光景だったので、思わずシャッターを切ってしまいました。ここで、前東京都知事の舛添さんが公費でマンガ本を買ったとか、現知事の小池さんが「盛り土(もりど)」と言ったりしているわけですね。 今回はリハビリテーションの研修会だったので当然と言えば当然ですが、講師の先生方が口を揃えて運動の重要性を唱えていたのが印象的でした。タイトルの「Life is motion」というのは、古代ギリシアの哲学者アリストテレスの言葉だそうですが、現代風にというか、関西弁に訳すと「動いてナンボ」といったところでしょうか。(過度の)安静は、よほど特殊な病態を除けばむしろ有害で、腰痛症や変形性膝関節症など、種々の疾患で運動療法が薬物療法に勝るとも劣らない成績が報告されています。最近は脳卒中後でも、発症から48時間以内に運動訓練を開始するそうです。 もうひとつ強調されて


アンチ・ドーピング!
先週末は徳島で日本整形外科スポーツ医学会学術集会に参加してきました。徳島に来たのは一昨年の徳島マラソン以来ですが、あいにくの大雨で警報まで出ていました。参加した学会はその名の通りスポーツ整形外科についての学会ですが、整形外科医だけでなく理学療法士やアスレティックトレーナーも参加して、活発な討論が行われていました。 なかでも興味深かったのは、円盤投げとハンマー投げの日本記録保持者であり、現在は日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のアスリート委員を務める室伏由佳さんによるアンチ・ドーピングについての教育研修講演でした。室伏さんはJADAの啓発ビデオにも自ら出演し、アンチ・ドーピングを訴えています。 最近はドーピングも色々と手が込んでいて、試合中は特製の容器に他人の尿を隠し持っておいて(ちょっとえげつないので詳述しませんが)、試合後に自分のものと偽って検査に提出したりするそうです。2004年のアテネ五輪のハンマー投げで1位になったハンガリー選手がその手口でドーピングをしたようで、帰国後に発覚してメダルをはく奪され、2位だった室伏由佳さんの兄、室伏広治


台風の爪痕
少し前にランニング雑誌の広告見出しか何かで、「仕事を終えてから走ると根性がつく」みたいなのを目にして以来(雑誌は買わず、本文も読んでいませんが)、仕事を終えてから夜走ることが多いのですが、昨日は先日の台風後初めて走りました。 写真は堂島川沿いの遊歩道で撮影したものですが、恐らく台風のせいでしょう。街路樹が倒れて、遊歩道を完全に通せんぼしていました。「こんなん、すぐ片付けてよ~」なんて思ったりもしましたが、テレビニュースで報道されていたようなもっと大きな被害を思うと、後回しにならざるを得ませんね。 さて、関西での台風被害が収束しないうちに、昨日は北海道で強い地震があり、大きな被害が出ているようです。さらに北海道全域で停電しているようで、台風にせよ地震にせよ、自然の恐ろしさと人間の築いた文明のはかなさを感じます。 昨晩は倒木に行く手を阻まれ、小雨も降ってきたのでランニングは途中で断念したわけですが、そのまますぐ近くの北新地のネオン街にふらふらと吸い込まれたりはせずに、ちゃんとまっすぐに帰宅しましたよ、もちろん。ネオン街つながりで言えば、札幌のすすきの


すごい台風でした!
いやあ、すごい台風でした。雨もひどかったですが、風がとてつもなく強く吹いて、私も歩いていて飛ばされそうになりました。写真は今朝の通勤中に撮影したものですが、大きな街路樹の枝が折れて落ちていました。たくさんの葉や実(銀杏?)も、そこら中に落ちていました。今回の台風は25年ぶりの規模ということですが、最近の異常気象を考えると、今後は数年に一度ぐらいあってもおかしくないかもしれません。 さて今回、JRはじめ鉄道各線は計画的に運休したおかげで大きな混乱はなかったようですが、一方で運休が早すぎるんじゃないかとか、運休しなくてもよい路線もあったんじゃないかという声もありました。なにしろ自然現象が相手ですから予測困難な要素も多く、なかなか判断が難しいところですね。 当院も昨日は午後を臨時休診といたしました。ご迷惑をお掛けした患者様もいらっしゃるかもしれませんが、上記のように交通機関がストップしてしまうと、職員も(私も)帰宅が不可能となりますので、なにとぞご容赦ください。もちろん、本日は通常通りの診療をいたしますので、これまで通りよろしくお願いいたします。