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ワールドチャンピオン!

 3月も残すところあと1週間、日によって多少の差はあるものの日に日に暖かくなって、春本番の趣です。日本列島のあちらこちらで桜の開花が発表され、東京ではすでに満開だそうです。しばらくは過ごしやすい日々が続くと思うと気持ちが和みます。

 さて先日のWBC、ワールドベースボールクラシックが侍ジャパンの優勝で幕を閉じました。前半の日本での何試合かは相手国との実力差が大きすぎたせいか、やや緊張感を欠いた間延びしたような試合で、最初からもっと強い国と対戦させろよと思いましたが、アメリカに移動してからの準決勝、決勝はさすがに引き締まった、見ごたえのある試合でした。

 準決勝では不振にあえいでいた村上選手が逆転のサヨナラヒットを打って感動の勝利でしたし、決勝戦では今大会を通じて投打に大活躍の二刀流、大谷選手が最後を締めるクローザーを見事に果たしました。他の選手もふくめて、ふだんはチームの異なる大物選手たちを、栗山監督がソフトかつ誠実な人柄で一つにまとめて、チーム作りに大成功したことが今大会の勝因でしょう。

 決勝戦前のミーティングで大谷選手が話したとされる「憧れるのをやめましょう」という言葉も印象的でした。スポーツにおいて相手をリスペクトすることはとても大事ですが、リスペクトしすぎるとプレーで遠慮してしまったり、劣勢になるとどうせ勝てないと思ったりすることがあります。先入観を持たずにいつも通りベストを尽くすべきということですが、これは勉強や仕事などスポーツ以外のことにも参考になるかもしれませんね。

※ 写真はワールドベースボールクラシックのオフィシャルウェブサイトからの転載です。

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