

来年こそ、War is Over!
今日はクリスマスイブです。一昨年の今頃は当ブログで、ジョン・レノンのクリスマスソング「ハッピークリスマス」を紹介しながら、コロナ禍を戦争にたとえて、早くこの戦争が終わってほしいというようなことを書きましたが、今年はちょうど10カ月前にウクライナで本当の戦争が始まってしまいました。そして残念ながら、2つの戦争ともに今のところ終わる気配を見せません。 コロナ禍についていえば、2019年12月に中国で最初の症例が確認された後、ほどなく世界中に伝播してパンデミックに至りました。そして3年足らずの間、世界各国がこの新型ウィルスとの戦いを余儀なくされたわけですが、その戦いの進め方は国によって違いがあるようです。先日まで行われていたサッカーW杯関連のものもふくめて、海外の中継映像を見ると、多くの国でコロナ禍をすでに克服した、あるいは少なくとも過剰な対応はもうやめたようです。 一方、日本では現在も感染症法で、新型コロナウィルスは結核などと同じく、致死率が高く厳重に管理して抑え込むべき2類感染症とされています。この分類はウィルスが変異を繰り返しながら致死率がすでに


VIVA ARGENTINA!
昨夜、サッカーW杯カタール大会がアルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じました。フランスとの決勝戦はW杯の決勝にふさわしい、濃厚かつ壮絶な戦いでした。後半の途中までアルゼンチン優勢に試合が進みましたが、フランスが後半残り10分で2点差を追いつき延長戦とし、さらに延長戦でも1点を先行されながら試合終了間際に追いつき、結局PK戦での勝負となりました。それぞれメッシ、エムバペという稀有なタレントを擁する好チームでしたが、メンタルの強さもふくめた総合力の高さが勝敗を分けたように思います。 今回のW杯は、カタールというサッカーが決して強いとは言えない国で初開催され(実際カタールは初出場で、グループリーグで全敗して早々に敗退しました)、スタジアム等の建設にあたった外国人労働者が多数死傷したことや、それ以前に厳格なイスラム教国で女性や性的少数者の人権が侵害されていることが問題視されていましたが、ふたを開けてみれば運営面に滞りなく、かつ大会の内容自体も充実した素晴らしいものとなりました。だからといって人権問題に目を閉ざしてよいわけではありませんが、W杯の魅


4年後が楽しみ!
昨夜、これまで快進撃を続けていたわれらが日本代表がついに力尽きてしまいました。決勝トーナメント1回戦で、前回大会準優勝のクロアチアと対戦し、前後半および延長戦の120分あまりにわたる死闘の後、PK戦に敗れてしまいました。悲願のベスト8進出は、今大会でもかないませんでした。 グループリーグで撃破したドイツやスペインと比べればクロアチアは、完成度は決して高いとは言えず、どちらかといえばオールドスタイルのサッカーでしたが、各選手がハードワークを厭わず球際を厳しく攻めてきて、日本の思い通りのプレーをさせてくれませんでした。もちろん日本も、クロアチア以上に全員が攻守に貢献して相手の思い通りにさせませんでした。結果的に1対1のスコアになったのも納得です。そして激しく戦い合った両チームだからこそ、PK戦で勝敗が決まってしまうのは無情に感じました。 ただ今大会では、日本は目標のベスト8こそかなわなかったものの、強豪中の強豪であるドイツ、スペインと互角に戦い、見事に逆転で勝利するという快挙を遂げましたので、これまでのどの大会よりも大きな収穫を得たと思います。これも


ブラボー!!
われらが日本代表がまたもややってくれました。初戦のドイツ戦に引き続いてのジャイアントキリング、今度はスペイン無敵艦隊を撃破です。前半の早い時間に失点してしまったものの、ドイツ戦同様に後半から入った交代選手が大活躍、立て続けに2点を取って鮮やかに逆転し、1点差を守り切って見事に勝利しました。 パスサッカーを伝統とするスペインにボール保持率こそ圧倒されましたが、決定力は日本が上回っていました。第2戦のコスタリカ戦は、相手に合わせて消極的なプレーに終始した挙句にミスから失点して敗北を喫しましたが、今朝のスペイン戦の鮮やかな勝利で帳消しです。いやあ、めっちゃ強いです、われらが日本代表! こうなると決勝トーナメントが大変楽しみです。決勝トーナメント第1戦の相手はクロアチア、もちろん手強い相手ですが、ドイツやスペインと比べてそんなに強いかというと、そうでもないはずです。絶対に行ける、初のベスト8。そして、さらにその上も大いに可能性ありです。いやあ、今朝は早起きして本当によかった!