

冬季五輪!
新型コロナパンデミックやウクライナ危機という、およそ「平和の祭典」にふさわしくない環境下で開幕した北京冬季五輪も、いよいよ今日と明日を残すのみとなりました。われらが日本チームは、スピードスケートで大活躍した高木美帆選手をはじめ多くのメダルを獲得し、コロナ禍で他に楽しみがないことも幸いして(?)、テレビ観戦に夢中という人も多いと思います。そういう意味では、今回の大会にはこれまでの冬季五輪以上に注目が集まっているように思います。 ところで先日の日経新聞によると、このまま地球温暖化が進めば世界中で雪が減り、将来は主要都市では札幌でしか冬季五輪を開催できなくなるそうです。そして、その札幌は2030年の冬季五輪招致を目指しています。札幌は今からさかのぼること50年前の1972年に冬季五輪を開催しました。私はまだ幼児だったので直接の記憶はもちろんありませんが、スキージャンプの「日の丸飛行隊」や妖精と言われたフィギュアスケートのジャネット・リンが活躍したそうです。 また、当時はまだオリンピックではアマチュアリズムが重視されて、今のような広告だらけの商業主義では