

昭和の日に平成を振り返り、令和を思う
すいません、ちょっと大仰なタイトルになってしまいました。今日は昭和の日、昭和の頃の天皇誕生日です。そして、現在の平成も明日で終わり、明後日から令和になります。そういうわけで、このタイトルです。ちなみに、昭和の日は法律で、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日として定められています。 さて、少し前に新聞のスポーツ欄で、イチロー選手をはじめとして何人もの野球選手がメジャーリーグで活躍したり、サッカー日本代表選手のほとんどがヨーロッパでプレーしていたりという現状は、平成のはじめ頃には想像もつかなかっただろうという趣旨の記事を読んで、平成の30年間の変化を私も少し振り返ろうと思いました(やや長文です)。 先ほど新聞記事を読んだと書きましたが、私は党派色や思想的な偏りが少ないことから、日経新聞を購読しています。同誌は経済新聞ですので、株価や経済成長率などの経済面からみれば、平成の30年間は停滞気味だったと振り返っています。当然、いわゆるデフレ経済も問題視していますが、消費者の立場からすると物の値段が下がる、あるいは少な


平成最後の1週間です!
平成も残すところ、あと1週間あまりとなりました。週末から10連休という会社や学校も多いようですので、実質的に今週が平成最後の1週間ということになりそうです。去り行く平成を懐かしみ、少し寂しく思う反面、令和という新しい時代を迎える清々しさが入り混じって、なんとも複雑な気持ちです。 さて、院内掲示および当ウェブサイトでもすでにお知らせの通り、当院は今週土曜日、4月27日は通常通り午前のみの診療を行いますが、4月28日から5月6日までの9日間にわたって休診とさせていただきます。休診中は何かとご不便をおかけするとは思いますが、なにとぞご容赦ください。 休診期間後は、きたる令和元年、5月7日から通常通りの診療を再開いたします。9日間の休診期間中、職員一同リフレッシュして診療再開に備えたいと思います。ぜひ令和の時代も、てんじん整形外科リウマチ科をよろしくお願いいたします。


星合池でアーン!
今週前半までの肌寒さが嘘のように、ここ数日は天気もよくポカポカ陽気、まさに春本番といった趣です。今日は診療後、陽気に誘われてご近所をぶらぶら散策、大阪天満宮の北側にある星合池のほとりに満開に咲き誇る桜を見つけたので、池とともに写真を撮りました。 星合池は通称、「亀の池」と言って、その名の通り池の中には亀がたくさんいるのですが、いつも水が濁っているので、目を凝らさないと亀は見えません(写真右下に見えるのは亀の置物です)。ちなみに、星合池に架かる星合橋で出会った男女は結ばれるという言い伝えがあるそうです。 ところで、桜の木の左手前に「天神橋」と書かれたプレートが置かれているのがお分かりでしょうか?写真ではわかりにくいのですが、もう1枚同じようなプレートが直角に隣り合っており、ネット情報によると、もう1枚には「天満橋」と書かれているそうです(池や周辺建物との位置関係で、真正面から見ることはできません)。 天神橋も天満橋も、それぞれ橋の北詰に同じプレートが置かれていたと記憶していますが、これもネット情報によると、明治期にそれまで洪水でたびたび流失していた


お花見をしました!
今日は当院の職員みんなでお花見をしました。ここ最近の寒の戻りのせいか、残念ながら満開とはいかず七分咲きぐらいでしたが、美しく咲く桜の花の下、みんなで楽しく歓談し、お弁当をいただきました。ただ、この時期にしては少し肌寒く、お弁当よりもお鍋が、ビールよりも熱燗がほしいぐらいでした。 ところで、平成の次の元号は「令和」と決まりましたが、新聞やテレビの報道を見ているとおおむね好評のようです。出典が史上初めて日本の古典から、それも万葉集からというのが話題になっていますが、万葉集は権力者から庶民まで、さまざまな人々の喜怒哀楽を連ねた歌集ですので、今の民主主義の時代の元号の典拠として大変ふさわしく、よい元号だと思います。 万葉集と関連して昨日の日経新聞に、昭和50年代に刊行された「昭和万葉集」の中の、「食ふ草よ草よ草よと誰も皆花見にと来て草を摘むなり」(山田尚子)という歌が紹介されていました。終戦の前年、昭和19年の今ごろの時期に詠まれた歌だそうですが、その当時は食糧難で花見どころでなく、人々は桜の花よりも食べられそうな野草はないかと目を凝らしていたそうです。