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星合池でアーン!

 今週前半までの肌寒さが嘘のように、ここ数日は天気もよくポカポカ陽気、まさに春本番といった趣です。今日は診療後、陽気に誘われてご近所をぶらぶら散策、大阪天満宮の北側にある星合池のほとりに満開に咲き誇る桜を見つけたので、池とともに写真を撮りました。

 星合池は通称、「亀の池」と言って、その名の通り池の中には亀がたくさんいるのですが、いつも水が濁っているので、目を凝らさないと亀は見えません(写真右下に見えるのは亀の置物です)。ちなみに、星合池に架かる星合橋で出会った男女は結ばれるという言い伝えがあるそうです。

 ところで、桜の木の左手前に「天神橋」と書かれたプレートが置かれているのがお分かりでしょうか?写真ではわかりにくいのですが、もう1枚同じようなプレートが直角に隣り合っており、ネット情報によると、もう1枚には「天満橋」と書かれているそうです(池や周辺建物との位置関係で、真正面から見ることはできません)。

 天神橋も天満橋も、それぞれ橋の北詰に同じプレートが置かれていたと記憶していますが、これもネット情報によると、明治期にそれまで洪水でたびたび流失していた木製のものに替えて初めて架けられた鉄製の両橋を、昭和のはじめ頃に新しく架け替えた際に、余ったプレートを1枚ずつここに移設したそうです。ただ、移設理由や移設の正確な時期は不明のようです。

 まあ、単に廃棄するに忍びなく、仕方なく持ってきただけなのかなとも思いますが、少し前に流行ったピコ太郎のPPAP風に言えば、隣り合って架かる2本の橋の銘板プレートを「ア~ン」したという感じでしょうか?2枚のプレートの件はさておき、「星合」という名前といい、男女が結ばれるという言い伝えといい、なんだか神秘的ですね。

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