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セプテンバー!


 今日は敬老の日です。読んで字のごとく、人生の大先輩である高齢者を敬う日です。私が子供の頃は、敬老の日といえば9月15日でしたが、2003年以降はいわゆるハッピーマンデー制度が導入されて、9月の第3月曜日と定められています。そして最近は、続く秋分の日とあわせて休日が続くことから、シルバーウィークと呼ばれたりもします。その結果、高齢者を敬うという本来の趣旨が形がい化して、イベントや行楽、旅行に出かける時期になってしまっているような気がします。

 ところで、タイトルの「セプテンバー」ですが、米国のソウル・ファンクミュージックの大御所であるアース・ウィンド&ファイアー(Earth, Wind & Fire)の代表曲名で、歌詞の中に日付が出てくることから、今日9月21日が、「アース・ウインド&ファイアー『セプテンバー』の日」に制定されたそうです。制定の理由は、日本記念日協会のウェブサイトに以下のように書かれていました(一部略;写真も同ウェブサイトから)。

----- 「セプテンバー」「宇宙のファンタジー」「ブギ―・ワンダーランド」など、数多くの名曲を生み出してきたアース・ウインド&ファイアー。2020年の結成50周年を記念し、その魅力と後世の音楽シーンに与えた影響をさらに多くの人に感じてもらうのが目的。日付は、彼らの代表曲「セプテンバー」冒頭の有名な一節、 <Do You Remember, the 21st night of September/Love was changing the minds of pretenders:9月21日の夜のことを覚えてるかい?あの夜、僕は本当の愛を知った>という歌詞から -----

 アース・ウィンド&ファイアーは、おそらく全盛期は1980年代だったと思いますが、当時のディスコシーンでは彼らの曲が流れるやいなや、みんなが一斉にフロアに飛び出してノリノリで踊り始めたそうです。私は年齢的に80年代のディスコブームは経験していませんが、アース・ウィンド&ファイアーの曲は好きで、よく聴いていました。CDのジャケットがなぜかいつもSFチックで大仰で、どう見ても曲調に合わないように感じていましたが。

 あ、敬老の日が形がい化していると冒頭に書いたのに、話が完全にアース・ウィンド&ファイアーに行ってしまいました。まあ、アース・ウィンド&ファイアーのメンバーも今や、立派な高齢者ですので(リーダーのモーリス・ホワイト氏は、残念ながら2016年に74歳で他界しました)、世界のすべての高齢者をリスペクトする記事ということでご容赦ください。高齢者の皆さま、素敵な連休をお過ごしください。

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